死者メーター

物語の中で死んだ人々の数をカウントしていく、ただそれだけのゆるいブログです

機動戦士ガンダム第19話「ランバ・ラル特攻!」で死んだ人数をカウントしてみた(死者メーター22)

人は物語の中でいとも簡単に人を殺し、それを読んだり鑑たりして、喜怒哀楽の感情を激しく発露させる。

 

古今東西、物語の中ではいったいどれだけの人々が殺されてきたのか。これは、その数をカウントし、名も無き死者に哀悼の念を捧げるためのブログである。その名も「死者メーター」。

 

今回は名作アニメ『機動戦士ガンダム第19話:ランバ・ラル特攻!』を取り上げ、その死者数のカウントを試みる。

 

第1話はこちら ↓

死者メーター1:機動戦士ガンダム第1話『ガンダム、大地に立つ』 - 死者メーター

目次

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【あらすじ】

 砂漠の街で、アムロランバ・ラル隊と遭遇する。アムロを捜索していたフラウ・ボゥがそこへ現れて捕らえられるが、ランバ・ラルは2人を解放。部下にフラウ・ボゥを尾行させ、ホワイトベースの居場所を突き止めることに成功する。ランバ・ラルはグフで出撃、ホワイトベースのもとへ向かった──。

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【ストーリーの流れ(ネタバレ注意)】

 ホワイトベースを脱走したアムロは、砂漠を放浪する。立ち寄った小さな町の食堂で食事を摂っていたアムロの前に、ランバ・ラル&ハモンとその部下たち12人が現れる。ハモンはウェイターに14人分の食事を注文、訝るランバ・ラルに「あの少年の分も」と、ハモンはアムロに視線を向ける。ハモンは、自分を見つめるアムロの鋭い眼光に好印象を抱いていたのだ。

しかしアムロはそれを断る。「なぜ?」と尋ねるハモンに対し、「恵んでもらう理由がないし、自分は乞食ではない」ときっぱり言い放つ。ランバ・ラルは、「それだけはっきりものを言うとは、気に入った」と笑う。

 

フラウ・ボゥは再びアムロの捜索に出かけるが、ランバ・ラル隊の見張りに怪しまれ、ランバ・ラルがいる食堂に連行される。それを見たアムロ、思わず「フラウ・ボゥ!」と叫んでしまう。

 

フラウ・ボゥアムロの友人と判明し、食堂内に緊張が走る。歩哨は「連邦軍の制服を着ている」と言うが、ランバ・ラルは何を思ったか「違うように見える」と言い、アムロの目をのぞき込んで、アムロが羽織っていたマントの前をはだけさせる。アムロは銃を手にしており、いつでも撃てる準備をしていた。それを見て、ランバ・ラルは「いい度胸だ。戦場で会ったらこうはいかんぞ。がんばれ、アムロ君」といって、アムロフラウ・ボゥを放つ。

 

ランバ・ラルは「この近くにいる連邦軍となると、木馬くらいしかいない」と言い、食堂を出たアムロフラウ・ボゥの後を部下に尾行させる。ランバ・ラル隊の尾行役は、ホワイトベースを発見し、ランバ・ラルに伝える。ランバ・ラルは出撃準備に取り掛かる。ホワイトベースに戻ったフラウ・ボゥは、ブライトらに「町でジオンのモビルスーツを見た」と報告する。

 

ランバ・ラルがグフで、部下のステッチがザクで出撃する。砂漠の上に寝転んで考え事に耽っていたアムロの頭上を、グフとザクが通過。とっさに「フラウ・ボゥが尾けられたんだ」と察知したアムロは、隠してあったガンダムに飛び乗り、発進させる。

 

一方、フラウ・ボゥの報告を聞いたホワイトベースでは、万一に備えて、迎撃準備を整えていた。カイがガンキャノンで出撃すると、目の前にグフが迫っていた。リュウとハヤトが乗るガンタンクは、ステッチのザクの攻撃を受けてキャタピラが損傷し、動けなくなる。ハヤトはガンタンクの上半身を強制射出し、「自分は砲台になるから、アムロを呼びにいってくれ」とリュウに告げ、、リュウコアファイターアムロを探しに行く。

 

ステッチのザクがホワイトベースの後ろを取ることに成功。それに気づいたミライがホワイトベースをフルパワーで発進させ、エンジンの噴射に巻き込まれる形でステッチのザクが討ち取られる

 

ステッチの死に激高したランバ・ラルホワイトベースに飛び乗り、ヒートロッドでエンジンを滅多打ちする。すると、ミライの操舵でホワイトベースは背面飛行に移り(そんなことできんのかよ!)、グフを振り落とすことに成功する。ガンキャノンとグフが交戦、ガンキャノンはヒートロッドにつかまり、電撃攻撃を受けて身動きが取れなくなるが、そこにガンダムビームライフルが一閃、ガンキャノンはヒートロッドから解放される。

 

ガンダムとグフが交戦、互角の戦いの中、ビームライフルでそれぞれのコクピットが損傷し、パイロットの姿が剥き出しとなる。両者が接近したとき、アムロランバ・ラルを、ランバ・ラルアムロの姿を認める。驚愕する2人。その後、ガンダムがグフを討ち取るが、ランバ・ラルはグフから脱出し、「お前の力で勝ったのではなく、モビルスーツの性能のおかげで勝てたのだ」とアムロに伝える。

ホワイトベースに戻ったアムロは、ブライトによって独房に入れられる。「僕の言い分も聞いてください!」とアムロは絶叫するが、その叫びに応える者はいなかった。やがて、アムロの心の中に「ランバ・ラルに勝ちたい」という強い決意が芽生える。

 

というところで、第19話が終了。

今回の死者は以下だ。

 

【確定死者数】

 ランバ・ラルの部下ステッチ・・・ミライ・ヤシマホワイトベースのエンジン全開噴射により

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【計1名】

 

この物語を成立させるために、今日も人が殺された。

 

第20話はこちら ↓

機動戦士ガンダム第20話「死闘! ホワイトベース」で死んだ人数をカウントしてみた(死者メーター23) - 死者メーター

 

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