機動戦士ガンダム第12話「ジオンの脅威」で死んだ人数をカウントしてみた(死者メーター13)
人は物語の中でいとも簡単に人を殺し、それを読んだり鑑たりして、喜怒哀楽の感情を激しく発露させる。
古今東西、物語の中ではいったいどれだけの人々が殺されてきたのか。これは、その数をカウントし、名も無き死者に哀悼の念を捧げるためのブログである。その名も「死者メーター」。
今回は、『機動戦士ガンダム第12話:ジオンの脅威』を取り上げ、その死者数のカウントを試みる。
第1話はこちら↓
死者メーター1:機動戦士ガンダム第1話『ガンダム、大地に立つ』 - 死者メーター
目次
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【あらすじ】
戦死したガルマ・ザビの葬儀が行なわれる中、ホワイトベースに新たな敵が迫る。ガルマのかたき討ちを命じられた歴戦の勇士・ランバ・ラル率いるザンジバルの部隊である。ランバ・ラルが駆る新型モビルスーツ・グフと相まみえたアムロは、その装甲の厚さとザクと段違いのパワーに驚く──。
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【ストーリーの流れ(ネタバレ注意)】
ジオンの本国では、戦死したガルマ・ザビの国葬が大々的に執り行なわれる。
ちょうどその頃、地球の大気圏に突入しようとする一機の戦艦があった。ジオン公国のザンジバルである。乗艦しているのは、猛将ランバ・ラルだ。任務はガルマの仇討ち、すなわちホワイトベースの討伐である。
さて、戦いの連続で疲弊しきったアムロは神経をすり減らす。これまでホワイトベースを率いてきたブライトも同様で、ストレスによるいら立ちからか、ブリッジを掃除していたカツ、レツ、キッカらに思わず声を荒げてしまう(すぐに謝罪)。ホワイトベースも船体にガタが来始めていた。
そこへ、ランバ・ラルのザンジバルが急襲。大気圏突入速度を利用して急追するザンジバルを振り切るため、ホワイトベースは雷雲に入り込んで身を潜める。宇宙育ちの乗組員らは、初めて体験する雷鳴に恐怖する。それは、ザンジバルの乗組員も同じだった。
損傷が激しいホワイトベースはエンジン出力が低下したため着陸を余儀なくされ、山体の陰に身を潜めてザンジバルをやり過ごそうと企図する。アムロらに出撃を命じるブライト。ところがアムロは、自分に銃口を向けるイセリナの残像がちらつき、戦闘意欲が沸かない。そんなアムロを、リュウ・ホセイは無理やりガンダムのコクピットに押し込む。リュウ曰く「アムロは新米の兵隊がよくかかる病気になっている」とのことで、具体的にどういう症状なのか知りたいと思ったが、特に描写や言及ははない。
ザンジバルは、海岸近くに着地したホワイトベースを発見、激しい戦闘が開始される。ランバ・ラルは(内縁の妻?)のクラウレ・ハモンにキスした後、アコーズとコズンという部下を引き連れ、自らモビルスーツに乗り組んで出撃。アコーズらはザク、ランバ・ラルは新型モビルスーツのグフに搭乗して地上へ降りる。
カタパルトから強制的に射出されたアムロ。そのアムロを、グフの兵器ヒートロッドが襲う。その衝撃で目を覚ますアムロ。ガンダムとグフは一騎打ちを行ない、ザクを大きく上回るグフの性能にアムロを驚く。勝負はつかず。ランバ・ラルはザンジバルに撤退する。ハモンは部下に命じて、目くらまし用の巨大投光機を作動し、現場から脱出する。
ホワイトハウスに帰還したアムロは、ガルマ・ザビの葬儀の様子をテレビ中継で視聴する。ギレン・ザビの演説を耳にしたアムロは、戦うべき相手は個人ではなく、国家という巨大なものであることを理解した。
というところで、第12話が終了。
今回の死者は以下だ。
【確定死者数】
死者なし
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【計0名】
今日は人が死ななかった。
第13話はこちら ↓
機動戦士ガンダム第13話「再会、母よ」で死んだ人数をカウントしてみた(死者メーター14) - 死者メーター