死者メーター

物語の中で死んだ人々の数をカウントしていく、ただそれだけのゆるいブログです

機動戦士ガンダム第23話「マチルダ救出作戦」で死んだ人数をカウントしてみた(死者メーター28)

人は物語の中でいとも簡単に人を殺し、それを読んだり鑑たりして、喜怒哀楽の感情を激しく発露させる。

 

古今東西、物語の中ではいったいどれだけの人々が殺されてきたのか。これは、その数をカウントし、名も無き死者に哀悼の念を捧げるためのブログである。その名も「死者メーター」。

 

今回は『機動戦士ガンダム第23話:マチルダ救出作戦』を取り上げ、その死者数のカウントを試みる。

 

第1話はこちら ↓

死者メーター1:機動戦士ガンダム第1話『ガンダム、大地に立つ』 - 死者メーター

 

目次

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【あらすじ】

丘陵地帯に不時着したホワイトベースに対し、マチルダ中尉率いるミデア輸送隊5機が修理と補給に向かう。途中、マチルダ隊は待ち構えていたジオン軍の大部隊の急襲に遭い、SOSを発信する──。

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【ストーリーの流れ(ネタバレ注意)】

丘陵地帯に不時着したホワイトベースは、乗組員総出で修理に当たっていた。ミライは、医務室で安静にしていたブライトから呼び出され、正式に艦長代理を務めるよう要請される。ミライは固辞するも、最終的に受け入れる。

 

その頃、レビル将軍率いる連邦軍の大部隊は、ヨーロッパ前線基地に到着していた。そのレビル将軍にマチルダ中尉は呼び出され、ホワイトベースの修理と補給を命令される。同時に、ガンダムのパワーアップ装備を届けるよう指示され、マチルダはミデア輸送機5機で、大破したホワイトベースのもとへ向かう。レビル将軍とマチルダの会合の席には、エルラン中将と部下が同席していたが、その部下は実はマ・クベのスパイであり、すぐさまマ・クベに対してガンダムのパワーアップ装備についての情報を提供した。するとマ・クベは、ただちに攻撃隊をミデア輸送機へ向かわせる。

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敵機の接近を知ったマチルダ中尉は、あまりにも敵の反応が素早いことから、内部から情報が洩れている可能性、すなわちスパイの存在を強く疑う。マチルダ中尉は迎撃態勢を取るよう命じつつ、SOS信号を発進する。その信号は、ホワイトベースにも届いた。ミライは迷ったものの、マチルダ隊の救出を決心、アムロとカイ、ハヤトに出撃を命じる。

 

チルダ隊は、敵部隊の激しい攻撃にさらされていた。まずミデア輸送機5番機がグフらの攻撃によって撃墜される。乗員は不明だが、最低でも2名は乗車しているはずだから、そのようにカウントしておきたい。

1/550 ミデア (機動戦士ガンダム)

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そこへアムロコアファイターが到着し、アムロはさっそくドップ1機を撃墜する。立て続けに、もう1機のドップも撃墜する。グフの急襲をすんでのところで交わしたアムロは、反撃に転じて、まずグフが土台に使用していたド・ダイYSを撃破、さらにミサイルを連射してグフ1機を撃破する。その後、攻撃者は不明だが、ドップ1機が撃墜される。

 

その頃、自室のベッドに横たわっていたブライトは、モニターでブリッジの様子を閲覧。指揮マニュアルを読みふけるミライに対し、「自分で考えて判断しろ」と独り言を呟く。

 

戦場に、ガンダムパーツを搭載したガンペリーが到着。ちょうどそのタイミングで、アムロはドップを1機撃墜する。さらに、もう1機のドップも撃墜する。ガンダムへの空中換装を試みようとしたそのとき、ド・ダイYSに乗ったグフが急襲。危機に陥ったアムロを助けたのはカイのガンキャノンだった。キャノン砲が直撃し、ド・ダイYSは大爆発を起こす。グフは吹き飛ばされ、地面に着地した。その隙に、アムロガンダムへの換装に成功する。

チルダ隊は、1番機と4番機が損傷。4番機にはガンダムのパワーアップ装備が積まれていたことから、爆発前にその装備を降ろすため、マチルダ中尉は全機に着陸を命じ、装備の搬出作業に入る。それを見たガンダムは慌ててミデア輸送機のもとへ向かおうとするが、グフの横やりが入る。アムロは苦戦するも、ビームサーベルでグフを仕留める。しかしヒートロッドで被った損傷により、ガンダムは身動きが取れなくなる。

 

ミデア輸送機を守るガンキャノンに対し、ド・ダイYSとグフが猛攻撃を仕掛ける。パワーアップ装備の搬出装備が終わった直後、ミデア輸送機4番機は爆発するが、犠牲者はいない模様。

 

身動きがままならないガンダムに対し、別のド・ダイYSとグフコンビが攻撃を仕掛ける。そこへ、ガンダムのパワーアップ装備「Gファイター」が登場、操縦者はハヤトだ。ガンダムはGファイターに飛び乗り、応戦。Gファイターのビームがド・ダイYSを貫き、ガンダムビームサーベルがグフを貫く。これにて戦闘は終了。よくぞミデア輸送体を守ってくれたと、レビル将軍はミライに礼を言う。アムロらはマチルダと再会、マチルダに礼を言われアムロは舞い上がる。

 

というところで、第23話が終了。

今回の死者は以下だ。

 

【確定死者数】

ミデア輸送機5番機乗員2名──ドップとグフ/銃撃およびヒートロッドなど

ドップ搭乗員1名──アムロ・レイコアファイターの銃撃

ドップ搭乗員1名──アムロ・レイコアファイターの銃撃

ド・ダイYS搭乗員2名──アムロ・レイコアファイターの銃撃

グフ搭乗員1名──アムロ・レイコアファイターのミサイル連射

ドップ搭乗員1名──不明/銃撃

ドップ搭乗員1名──アムロ・レイコアファイターのミサイル

ドップ搭乗員1名──アムロ・レイコアファイターの銃撃

ド・ダイYS搭乗員2名──カイ・シデンガンキャノンビームライフル

グフ搭乗員エイブ──アムロ・レイガンダムビームサーベル

ド・ダイYS搭乗員2名──ハヤト・コバヤシGファイターのビーム

グフ搭乗員1名──アムロ・レイガンダムビームサーベル

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【計16名】

 

この物語を成立させるために、今日も人が殺された。

 

第24話はこちら  ↓

機動戦士ガンダム第24話「迫撃!トリプル・ドム」で死んだ人数をカウントしてみた(死者メーター29) - 死者メーター

 

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