機動戦士ガンダム第24話「迫撃!トリプル・ドム」で死んだ人数をカウントしてみた(死者メーター29)
人は物語の中でいとも簡単に人を殺し、それを読んだり鑑たりして、喜怒哀楽の感情を激しく発露させる。
古今東西、物語の中ではいったいどれだけの人々が殺されてきたのか。これは、その数をカウントし、名も無き死者に哀悼の念を捧げるためのブログである。その名も「死者メーター」。
今回は『機動戦士ガンダム第24話:迫撃!トリプル・ドム』を取り上げ、その死者数のカウントを試みる。
第1話はこちら ↓
死者メーター1:機動戦士ガンダム第1話『ガンダム、大地に立つ』 - 死者メーター
目次
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【あらすじ】
連邦軍に包囲されるマ・クベを支援するため、キシリアは「黒い3連星」の異名を持つ凄腕パイロットたち3名を送り出す。新型モビルスーツ3機と対峙するアムロ。その援護に向かったマチルダは、戦場に散る・・・。
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【ストーリーの流れ(ネタバレ注意)】
マ・クベが指揮する鉱山基地群に対し、連邦軍は徐々にその包囲網を狭めていた。月面基地で指揮を執るキシリア・ザビは、部下であるマ・クベを支援するため、ジオン軍内で「黒い3連星」と綽名される凄腕パイロット3名と、新型モビルスーツのドム3機を送り出した。
ホワイトベースでは、アムロがパワーアップパーツの整備を進めていた。そこへ、マチルダ中尉が通りかかる。医務室で寝んでいるブライトのもとへ行くというマチルダに対し、アムロは案内を申し出る。途中、マチルダはホワイトベースのクルーたちとの記念撮影に応じる。
レビル将軍は、「黒い3連星」が地球に降りたとの情報に接し、オデッサ・デーを早める決断を下し、部下のエルラン中将に指示。そのエルランは実はマ・クベのスパイであり、同じくスパイである部下のジュダックに、マ・クベに連絡を取るよう命じる。
「黒い3連星」の異名を持つガイア、オルテガ、マッシュの3名がマ・クベのもとに到着。すぐに、ドムで出撃した。山岳地帯に身を潜めていたホワイトベースはドム3機の接近をキャッチ、迎撃のため、ハヤトがガンタンクで、カイがガンキャノンで出撃する。さらに、Gアーマーと呼ばれる新装備で、アムロとセイラが出撃した。ホワイトベースは修理したばかりのエンジンで離陸を試みるも、なぜかエンジンが始動しない。
戦場では、カイとハヤトらがドムと対峙していた。このとき、ドムのバズーカにより、ミデア輸送機1機が撃墜される。黒い3連星に苦戦するホワイトベース。アムロは、Gアーマーからガンダムを分離、ホワイトベースの支援に向かう。このとき、もう1機のミデア輸送機が撃墜される。黒い3連星はホワイトベースに肉薄、ミライは主砲ほかの発射を命じる。ブリッジにいたマチルダはホワイトベースを降り、走ってミデア輸送機へ移動。ミデア輸送機を発進させる。
そのころ、アムロはガイア搭乗のドムと激闘を繰り広げていた。歴戦の強者であるガイアは、ガンダムのパイロットの腕前に舌を巻く。そこでオルテガとマッシュに連絡を取り、ガンダムに対し「ジェットストリームアタック」という3機の連携技で挑む。1度目のジェットストリームアタックを避けることに成功したアムロ、2度目のそれも交わすことに成功し、その過程でマッシュ搭乗のドムをビームサーベルで撃破、そこへミデア輸送機が突如援護に現れるが、オルテガ搭乗のドムに叩き落とされて大破、マチルダ中尉以下は戦死する。
ガイアとオルテガのドムは退却、オルテガは「ジェットストリームアタックを潜り抜けるとは・・・」と、ガンダムのパイロットの技量に畏敬の念を覚えた。ホワイトベースが「黒い3連星」の攻撃を退けたという連絡はレビル将軍のもとにも届いた。そこでレビル将軍は、オデッサ作戦のスタートを命じる。傍らにいたエルラン中将は悔しさをにじませた。
ホワイトベースでは、戦死したマチルダ隊に対し全員が敬礼、アムロは号泣する。
というところで、第24話が終了。
今回の死者は以下だ。
【確定死者数】
ミデア輸送機乗員2名──不明/ドムのバズーカ
ミデア輸送機乗員2名──不明/不明
マチルダ・アジャン──ドム搭乗員オルテガ/ドムのナックルで叩きつぶされる
ミデア輸送機乗員1名──同上
ドム搭乗員マッシュ──アムロ・レイ/ガンダムのビームサーベル
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【計7名】
この物語を成立させるために、今日も人が殺された。
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