映画「スター・ウォーズ エピソード4 新たなる希望」で死んだ人数をカウントしてみた(死者メーター9)
人は物語の中でいとも簡単に人を殺し、それを読んだり鑑たりして、喜怒哀楽の感情を激しく発露させる。
古今東西、物語の中ではいったいどれだけの人々が殺されてきたのか。
これは、その数をカウントし、死者に哀悼の念を捧げるためのブログである。
その名も「死者メーター」。
今回は、人気SF映画『スター・ウォーズ』シリーズを取り上げ、その死者数のカウントを試みる。まずは記念碑的名作「スター・ウォーズ エピソード4 新たなる希望」から。
次作エピソード5はこちら ↓
https://www.death-meter.com/entry/2020/02/05/134246
目次
- 【あらすじ】
- 【ストーリーの流れ①(ネタバレ注意)】──帝国軍の急襲
- 【ストーリーの流れ②(ネタバレ注意)】──オビ=ワン・ケノービとの出会い、そして宇宙へ
- 【ストーリーの流れ③(ネタバレ注意)】──デス・スター
- 【ストーリーの流れ④(ネタバレ注意)】──デス・スターからの脱出
- 【ストーリーの流れ⑤(ネタバレ注意)】──ヤヴィンの戦い
- 【確定死者数】
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【あらすじ】
遠い昔、はるか彼方の銀河系で──。銀河を恐怖と暴力で支配している帝国軍を倒すため、反乱同盟軍は宇宙要塞デス・スターの破壊を目論み、その設計図を盗み出すことに成功した。同盟軍のリーダー・レイア姫は帝国軍に捕らえられる直前、盗んだ設計図をドロイドのR2-D2とC-3POに託し、ポッドに乗せて脱出させる──。
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【ストーリーの流れ①(ネタバレ注意)】──帝国軍の急襲
自由を求めて戦う反乱同盟軍の輸送船が、帝国軍のスター・デストロイヤーに拿捕され、船内にダース・ベイダーとストームトルーパーが乗り込んでくる。ここで早くも死者が。最初に突入したストームトルーパーの一人が、レーザーブラスターで銃撃されて死亡する。歴史あるスター・ウォーズ・サーガにおいて、最初に死んだのはストームトルーパーだった。
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この冒頭の攻防により、反乱軍兵士が計9名、トルーパーが計3名死亡する。そして、悪の権化たるダース・ベイダーがいよいよ登場。船内に足を踏み入れたダース・ベイダーの足元に反乱軍兵士3名の遺体が転がるが、彼らは先の戦闘で死んだものとし、ここではカウントしないことにする。
輸送船は、ダース・ベイダーの手に落ちる。ここで帝国軍の目的が明らかとなる。反乱軍のスパイにより盗まれた宇宙要塞デス・スターの設計図を取り返しにきたのだ。データを探す帝国軍。在りかを吐かせるため、ダース・ベイダーが兵士一人を片手で持ち上げて拷問するも、兵士は口を割らない。ダース・ベイダーは、この兵士の首の骨をへし折り殺害する。
ストームトルーパーたちは、船内の捜索を続ける。追い詰められたレイア姫が発砲し、ストームトルーパーを一人殺害。レイア姫はショックガンのようなものを喰らって気絶。ダース・ベイダーのもとへ連行される。
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レイア姫はその直前に、ドロイドのR2-D2に設計図のデータとメッセージを託していた。R2-D2は相棒のC-3POを伴って、ポッドで輸送船を脱出。ダース・ベイダーはポッドに設計図データが隠されていると確信し、捜索隊を派遣する。レイア姫は囚われの身となった。
【ストーリーの流れ②(ネタバレ注意)】──オビ=ワン・ケノービとの出会い、そして宇宙へ
砂漠の惑星タトゥーインに降り立ったR2-D2とC-3PO。ぶつくさ言いながら、2体は砂漠をあてどもなく歩いていく。R2-D2は極秘任務があると主張し、それを疑うC3-PO。2体は喧嘩別れし、別々の道を進むことになる。
岩場を進んでいたR2-D2は、原生住人ジャワ族の密売商人に捉えられてしまう。彼らの船の保管庫に収容されたR2-D2が目撃したものは、同じような境遇を辿った無数のロボットたちだった。その中に、仲たがいしたばかりのC3-POもいた。彼も捕らえられていたのだ。
物語の主人公ルーク・スカイウォーカーと、その養父母であるオーウェン・ラーズ、ベル・ホワイトスン夫妻は、R2ーD2とC3-POを買い取る。ルークの整備を受けたR2-D2は誤ってレイア姫から託されたホログラムメッセージの一部を再生してしまう。
その夜更け、R2-D2はひそかにラーズ家を抜け出した。オビ=ワン・ケノービという人物にメッセージを届けるため、単身で出立したのだ。翌朝、R2-D2を連れ戻すために峡谷へ出かけたルークは、野盗タスケン・レイダーの襲撃に遭うが、近所に住む変わり者の老人ベン・ケノービに助けられる。ベンは、自らがオビ=ワン・ケノービ本人だと名乗る。
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オビ=ワンは自宅にルークを招き、ルークの父が、フォースを自在に操るジェダイの騎士だったこと、そのルークの父とともに、自らもジェダイの騎士としてクローン戦争を戦ったことを伝える。さらに、オビ・ワンにはかつて、フォースの暗黒面に落ちて帝国軍側に寝返ったダース・ベイダーという弟子がおり、ルークの父は彼に殺されたのだと続けた。オビ・ワンは、父の形見であるジェダイの武器ライトセーバーをルークに渡す。
R2-D2がレイア姫からのメッセージ完全版を再生。メッセージは、救援を求める内容だった。それを見たオビ=ワンは、レイア姫を助けるべく惑星オルデランを赴くことを決意し、その旅にルークを誘う。ルークは叔父(ラーズ夫妻)が許してくれるはずがないと断り、オビ=ワンをアンカーヘッドの街まで送り届けようとする。
その道すがら、ルーク一行は虐殺されたジャワ族を発見する。転がる遺体は9体。彼らはエイリアンなので死んだ人々に加えるかどうか悩んだが、遺体の数をカウントしてしまったこともあり、せっかくなので加えることにする。
殺されていたのは、ラーズ一家にR2-D2とC-3POを売りつけたジャワ族だった。襲撃が帝国軍の仕業であることに気づき、「ロボットたちを追ってきたに違いない」と確信したルーク。ラーズ夫妻の身に危険が迫っていることを察知したルークは、スピーダーを飛ばして自宅へ急行する。時すでに遅く、オーウェン・ラーズとベル・ホワイトスンは殺害され、農場は炎に包まれていた。
タトゥイーンに留まる理由がなくなったルークは、父と同じ道を歩むべくフォースを学ぶことを誓い、オビ=ワンとともに、惑星オルデランへ赴く事を決意した。
【ストーリーの流れ③(ネタバレ注意)】──デス・スター
モス・アイズリー宇宙港にやって来たオビ=ワン一行は、惑星オルデランまで運んでくれるパイロットを探すため、ゴロツキが集まる酒屋を訪れる。そこで密輸商人のハン・ソロとチューバッカのコンビと契約。彼らの高速宇宙船ミレニアム・ファルコン号で惑星オルデランを目指すことなる。
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出発直前、賞金稼ぎのグリードにハン・ソロは呼び止められ、銃を突きつけられる。グリードによれば、ソロの首には多額の懸賞金がかけられているとのこと。口論となり、ソロがグリードを撃ち殺す。
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ミレニアム・ファルコン号が停泊する94番格納庫へ向かうオビ=ワンとルークら。その2人の後を、謎のエイリアンがつけていく。格納庫に到着し、ミレニアム・ファルコン号に乗り組むルークら。そこを帝国軍のストームトルーパーが急襲、戦闘となる。ここで、ストームトルーパー2名が犠牲となる。 ストームトルーパーを振り切って強制出港したミレニアム・ファルコン号を、帝国軍のスター・デストロイヤー2隻が追うが、ハイパースペースに飛び込むことで、一行は難を逃れた。
ちょうどその頃、囚われの身となっていたレイアは度重なる尋問に対し、頑強に抵抗していた。業を煮やした帝国軍のグランド・モフ・ウィルハフ・ターキン総督は、反乱同盟軍の秘密基地の所在を吐かねば、レイア姫の故郷である惑星オルデランを破壊すると脅す。レイアは、たまらずひとつの惑星の名を口にする。要求に従ったにもかかわらず、ターキンは見せしめとしてオルデランをデス・スターの究極兵器であるスーパーレーザーで粉々に破壊し、全滅させる。
調べたところ、オルデランの人口は20億人。その20億人の命が一瞬にして奪われたことになる。オルデランが吹き飛んだ瞬間、ミレニアム・ファルコン号内のオビ=ワンは、フォースの異常な乱れを感知した。
レイア姫の告白を受けて、ターキン総督は当該惑星に捜索隊を派遣したが、そこはすでにもぬけの殻になっていた。レイア姫はとっさに機転を利かせ、すでに放棄された基地の在りかを吐いたのだった。一杯喰わされたことを知り激怒したターキン総督は、レイア姫の処刑を命じる。
オルデランに近づき、ハイパースペースを出るミレニアム・ファルコン号。ところが、あるはずの惑星オルデランが見当たらない。オビ=ワンは「帝国軍が破壊した」と確信する。その直後、彼らは帝国軍の短距離戦闘機タイファイターと接近遭遇、後を追う。ルークは、タイファイターが小さな月に向かっていることを知るが、オビ=ワンはそれが帝国軍の宇宙ステーション、すなわちデス・スターであることに気づく。
慌てたソロはすぐに引き返そうとするが、時すでに遅し。ミレニアム・ファルコン号はデス・スターの強力なトラクター・ビームに捉えられ、デス・スター内に拿捕されてしまう。
【ストーリーの流れ④(ネタバレ注意)】──デス・スターからの脱出
拿捕されたミレニアム・ファルコン号。船内は無人だった。ダース・ベイダーは、この船が、デス・スターの設計図をレイア姫に手渡す目的でオルデラン星系に侵入してきた可能性を感じ、船内の徹底捜索を命じる。
ルークら一行は、ミレニアム・ファルコン号の二重床(密輸品を隠すためのもの)に隠れて捜索をやり過ごしていた。オビ=ワンは「トラクター・ビームのことは私に任せなさい」と自信満々に言い放ち、ハン・ソロは呆れる。
そこへ、帝国軍のスキャニングクルー2名がやって来る。(描写はないが)ルークらはこの2名を殴打して気を失わせ、外で警備していたストームトルーパー2名に「手を貸してくれ」と声をかける。ストームトルーパー2名が船内に入ると、レーザーブラスター音が響く。このストームトルーパー2名は射殺されたものと思われる。
ルークらは、ストームトルーパーの装甲服を奪って変装し、近くにあった管制室へ潜入、このときチューバッカが管制士官1名を殴打して殺害し、ストームトルーパーに扮したハン・ソロがもう一人の帝国軍人を射殺する。
管制室を占拠した一行。R2-D2がコンピュータにアクセスし、トラクター・ビームの制御装置の場所を探り出した。オビ=ワンは単身でそこへ向かう。その後、R2-D2が得た情報から、レイア姫がデス・スター内に監禁され、まもなく処刑されることが判明する。ルークはソロとチューバッカを説得し、レイア姫の救出に乗り出す。R2-D2とC-3POを残し、ルークとソロはチューバッカに手錠をかけ、捕虜を移送する体を装って管制室を出た。
監房エリアに到着したルークたち。ここで銃撃戦が勃発、ルークとソロは5名の看守を射殺する。ルークは、監房からレイア姫を救出した。
ダース・ベイダーはターキン総督のもとを訪れ、フォースのゆらめきから「オビ=ワンがここに来ている」と断言する。「ジェダイは死に絶えたはず」と疑うターキン総督。そのとき、監房エリアで緊急事態が発生したとの報告を受け、ターキン総督はダース・ベイダーの言が真実だと悟る。
レイア姫を独房から救出したものの、出口を塞がれて追い込まれたルークたち。そこへストームトルーパーが襲来し、銃撃戦が始まる。ここでハン・ソロが3名のストームトルーパーを射殺する。
退路を断たれた一行、レイア姫の発案で、悪臭が充満するダストシュートから逃亡を図る。帝国軍は、ゴミプレス機を起動し、ルークらの圧殺を目論む。あわやというところでC-3POとR2-D2と連絡をつけたルーク。R2-D2がコンピュータにアクセスしてゴミプレス機を停止させ、ルークらは事なきを得る。
単身、トラクター・ビームの制御装置に向かっていたオビ=ワンは、巡回兵をうまくかわし、トラクター・ビームのスイッチを切ることに成功する。
一方、ダストシュートから脱け出したルークたち一行は、急いでミレニアム・ファルコン号へ向かうものの、途中で幾度となくストームトルーパーたちと戦闘になる。ルークらは二手に分かれて逃走、ルークはレイア姫と、ソロはチューバッカとそれぞれ行動する。ここでまず、ソロが2名のストームトルーパーを射殺。ルークとレイアもそれぞれ1名ずつストームトルーパーを殺害する。
その頃、ミレニアム・ファルコン号のすぐそばで、オビ=ワン・ケノービとダース・ベイダーの対決が行なわれていた。ライトセーバーで戦う2人を発見したストームトルーパーたちが移動し、警備が薄くなった隙に、ルークら一行とR2-D2とC-3POは、ミレニアム・ファルコン号を目指して一斉に走り出す。
ミレニアム・ファルコン号へ乗り込もうとするルークと目が合ったオビ=ワンは、ダース・ベイダーを一瞥して笑みを浮かべると、何かを悟ったかのように構えを解いた。その直後、ダース・ベイダーのライトセーバーがオビ=ワンの胴体を薙ぎ払う。オビ=ワンの肉体は消滅し、その場に着衣とライトセーバーだけが残された。
オビ=ワンの死を目撃したルークは激高し、「ベン!」と絶叫する。その声を合図に、ストームトルーパーたちと激しい銃撃戦が繰り広げられる。ルークが3名のストームトルーパーを射殺すると、頭の中に「走れ、ルーク」というオビ=ワンの声が響き渡る。急ぎミレニアム・ファルコン号に乗り込んだ一行、見事にデス・スターからの脱出に成功する。
デス・スターから脱出したミレニアム・ファルコン号に、4機のタイファイタ―が迫る。ルーク、ソロがそれぞれ2機ずつ撃墜し、一行は追跡を逃れる。しかし、それはターキン総督らが仕掛けた罠で、ミレニアム・ファルコン号には、密かに追跡装置が取り付けられていた。レイア姫は、「わざと逃がされた」ことを薄々ながら感じ取る。
【ストーリーの流れ⑤(ネタバレ注意)】──ヤヴィンの戦い
ミレニアム・ファルコン号は、反乱同盟軍が集結・潜伏する惑星ヤヴィンの第4衛星(ヤヴィン4)に到着した。同盟軍は、すぐさまR2-D2が保持するデス・スター設計図の分析を開始する。そのヤヴィン4に、デス・スターがひたひたと迫っていた。
同盟軍の指導者らは、設計図を精密に分析することにより、排熱ダクトに致命的な弱点を抱えていることを突き止めた。直径わずか2メートルのダクトの穴にプロトン魚雷を命中させて中央の反応炉を直撃すれば、連鎖反応を引き起こしてデス・スターは木っ端微塵に吹き飛ぶという。実行作戦が練られ、ルークは作戦への参加を表明するが、ソロはレイアから受け取った莫大な礼金を手にすると、「借金を返さなければいけないから」と作戦に加わることなく姿を消してしまう。非協力的なソロの態度に、ルークは失望する。
そして反乱同盟軍のパイロットたちが出撃。最終決戦の火蓋が切って落とされる。
同盟軍はXウィングとYウィングからなる30機の編隊を組んで、ヤヴィン4に迫りつつあるデス・スターへ向かう。パイロットたちは、デス・スターのあまりの巨大さに恐怖を覚える。
いわゆる「ヤヴィンの戦い」が始まる。デス・スターのターボレーザー砲撃やタイファイターによる反撃で、最初に、ジェック・トーノ・ポーキンスとジョン・D・ブラノンが搭乗する同盟軍のXウィングが2機撃墜される。同盟軍戦闘機の砲撃でデス・スター本体に軽微な被害が出るが、死者はいない模様。もっとも、ルークとウェッジ・アンティリーズの反撃でタイファイター2機が撃墜される。
反乱同盟軍のゴールド中隊が、先陣を切ってデス・スターの排熱ダクトへ通じるトレンチへ突入。そこへ、ダース・ベイダー率いるタイファイタ―3機が背後から迫る。最初に、Yウィング搭乗のデックス・タイリーが、ダース・ベイダーに撃墜されて死亡する。次に、ゴールド中隊を率いるジョン・ヴァンダー搭乗のYウィングも撃墜される。続いて、デイヴィッシュ・クレイル搭乗のYウィングも同様に撃墜され、ゴールド中隊は壊滅する。
ゴールド中隊の全滅を受け、ガーヴェン・ドレイスが率いるレッド中隊がトレンチへ突入する。ゴールド中隊と同じように、あっという間にセロン・ネットとパック・ネイコが搭乗するXウィング2機がダース・ベイダーに撃墜される。仲間2機の犠牲の末、ガーヴェン・ドレイスは排熱ダクト目がけてプロトン魚雷を発射したものの、シャフトの中に打ち込むことができず、目的は達成できなかった。そのガーヴェン・ドレイスは、ルークに「次はお前らが攻撃をかけろ」という言葉を最後に、ダース・ベイダーによって撃墜される。
レッド・リーダーの死を目撃したルークは激高し、ビッグズ・ダークライター、ウェッジ・アンティリーズを引き連れて、トレンチへ突っ込む。そこへ、ダース・ベイダーのタイファイターが迫る。最初に、ウェッジ・アンティリーズのXウィングが被弾してダメージを受け、ウェッジは戦線からの離脱を余儀なくされる。その後、ルークの親友であるビッグズ・ダークライターがダース・ベイダーによって撃墜される。絶望的な状況に、呆然とするルーク。
自動照準システムを作動させたルークの頭の中に、「フォースを使え」というオビ=ワンの声が響き、ルークはシステムのスイッチを切る。ルーク搭乗のXウィングの真後ろについたダース・ベイダーは、目の前のXウィングから強力なフォースが放たれていることを感じ、驚く。
排熱ダクトの間近まで到達したルークに、ダース・ベイダーが容赦なく銃撃を加え、R2-D2が損傷。ダース・ベイダーにロックオンされ、絶体絶命のピンチに陥るルーク。そこへ、突如としてハン・ソロのミレニアム・ファルコン号が現れルークを援護。まずダース・ベイダーの僚機を撃墜し、ルーク機を敵の追撃から解放する。「誰だ!」と驚いたダース・ベイダーが操縦を誤り、もう1機の僚機と衝突。僚機は壁に激突して大破し、ダースベイダーのタイファイターは操縦不能に陥り、デス・スターを飛び出して宇宙空間へ放り出される。
自由となったルーク。全神経を集中させて、プロトン魚雷を発射。見事にシャフトの中に打ち込むことに成功する。ただちに、デス・スターを脱出するルークら。このとき、デス・スターからの脱出を描写した映像には、ミレニアム・ファルコン号とXウィング2機、Yウィング1機しか映っていない。つまり、出撃した30機のうち、27機が撃墜されたことになる。
レッド・リーダーのように、死が直接描写されたのは8機のみだが、生き残りが3機しかいないことが確認できたため、描写されていない19機のパイロットも死者としてカウントする。
ルーク機が発射したプロトン魚雷の直撃を受けたデス・スターは、連鎖反応を起こして大爆発を起こし、ターキン総督を含む100万人のデス・スター従業員が宇宙の塵と化した。
ヤヴィン4の反乱同盟軍基地に帰還したルークとハン・ソロ、チューバッカは、英雄として大歓待を受ける。レイア姫および反乱同盟軍の最高指導者達から栄誉を称えるメダルの贈呈を受けた3人は、盛大な拍手に包まれるのだった。
そして、エンドクレジット。
死者数をまとめると以下になる。
見方は、死者・・・殺人者/死因 である。
【確定死者数】
冒頭の攻防でストームトルーパー計3名・・・反乱軍兵士/レーザーブラスター
冒頭の攻防で反乱軍兵士・・・計9名/ブラスター
反乱軍兵士・・・・ダース・ベイダー/首の骨をへし折られる
ストームトルーパー1名・・・レイア・オーガナ/レーザーブラスター
原生住人ジャワ族9名・・・帝国軍/火器類
オーウェン・ラーズ・・・帝国軍/火器類
ベル・ホワイトスン・・・帝国軍/火器類
ローディアンのグリード(賞金稼ぎ)・・・ハン・ソロ/レーザーブラスター
オルデラン人20億人・・・帝国軍のターキン総督/デス・スターのスーパーレーザー
ストームトルーパー2名(ミレニアム・ファルコン号の警備にあたっていた421番ら)・・・不明/レーザーブラスター
帝国軍の管制士官1名・・・チューバッカ/打ち下ろしの右ストレート
帝国軍のオペレーター1名・・・ストームトルーパーに扮したハン・ソロ/レーザーブラスター
デス・スター監房エリアの看守5名・・・ルーク・スカイウォーカーとハン・ソロ/レーザーブラスター
ストームトルーパー3名・・・ハン・ソロ/レーザーブラスター
ストームトルーパー2名・・・ハン・ソロ/レーザーブラスター
ストームトルーパー1名・・・ルーク・スカイウォーカー/レーザーブラスター
ストームトルーパー1名・・・レイア・オーガナ/レーザーブラスター
ストームトルーパー3名・・・ルーク・スカイウォーカー/レーザーブラスター
タイファイタ―搭乗員1名・・・ハン・ソロ/ミレニアム・ファルコン号の銃撃
タイファイタ―搭乗員1名・・・ルーク・スカイウォーカー/ミレニアム・ファルコン号の銃撃
タイファイタ―搭乗員1名・・・ルーク・スカイウォーカー/ミレニアム・ファルコン号の銃撃
タイファイタ―搭乗員1名・・・ハン・ソロ/ミレニアム・ファルコン号の銃撃
ジェック・トーノ・ポーキンス(同盟軍パイロット)・・・不明/デス・スターのターボレーザー
ジョン・D・ブラノン(同盟軍パイロット)・・・不明/タイファイターの銃撃
タイファイター搭乗員1名・・・ルーク・スカイウォーカー/Xウィングの銃撃
タイファイター搭乗員1名・・・ウェッジ・アンティリーズ/Xウィングの銃撃
デックス・タイリー(同盟軍パイロット)・・・ダース・ベイダー/タイファイターの銃撃
ジョン・ヴァンダー(同盟軍パイロット)・・・ダース・ベイダー/タイファイターの銃撃
デイヴィッシュ・クレイル(同盟軍パイロット)・・・ダース・ベイダー/タイファイターの銃撃
パック・ネイコ(同盟軍パイロット)・・・ダース・ベイダー/タイファイターの銃撃
セロン・ネット(同盟軍パイロット)・・・ダース・ベイダー/タイファイターの銃撃
ガーヴェン・ドレイス(同盟軍レッド・リーダー)・・・ダース・ベイダー/タイファイターの銃撃
ビッグズ・ダークライター・・・ダース・ベイダー/タイファイターの銃撃
タイファイター搭乗員1名・・・ハン・ソロ/ミレニアム・ファルコン号の銃撃
タイファイター搭乗員1名・・・なし/ダースベイダーのタイファイターと接触し、壁に激突
名も無き同盟軍パイロット19名・・・不明/不明
デス・スター従業員100万名・・・直接的にはルーク・スカイウォーカー/デス・スターの爆発
グランド・モフ・ウィルハフ・ターキン総督・・・直接的にはルーク・スカイウォーカー/デス・スターの爆発
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【計20億100万83名】
さすが(はるか彼方の)銀河系を舞台にした一大戦争譚だけはある。死者が億単位だ。
この物語を成立させるために、今日も多くの人が殺された。
スター・ウォーズ オリジナル・トリロジー DVD-BOX<3枚組> (初回生産限定)
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