死者メーター

物語の中で死んだ人々の数をカウントしていく、ただそれだけのゆるいブログです

機動戦士ガンダム第9話「翔べ! ガンダム」で死んだ人数をカウントしてみた(死者メーター10)

人は物語の中でいとも簡単に人を殺し、それを読んだり鑑たりして、喜怒哀楽の感情を激しく発露させる。

 

古今東西、物語の中ではいったいどれだけの人々が殺されてきたのか。これは、その数をカウントし、名も無き死者に哀悼の念を捧げるためのブログである。その名も「死者メーター」。

 

今回は『機動戦士ガンダム第9話:翔べ! ガンダム』を取り上げ、その死者数のカウントを試みる。

 

第1話はこちら↓

死者メーター1:機動戦士ガンダム第1話『ガンダム、大地に立つ』 - 死者メーター

 

目次

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【あらすじ】

連戦に嫌気が差したアムロは自室に引きこもり、出撃を拒否。ホワイトベース艦内にも厭戦気分が広がり、不協和音が生じる。そこへガウ攻撃空母が襲い掛かる。ホワイトベースは左エンジンに深刻なダメージを受ける。ブライトの叱咤とフラウ・ボウの励ましに出撃を決意したアムロは、陸戦兵器のモビルスーツにもかかわらず空中戦を展開するという前代未聞の戦い方で敵に挑む──。

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 【ストーリーの流れ】

 ジオンからの執拗な攻撃と度重なる出撃に、心身ともに疲労困憊状態に陥るアムロ。いら立つアムロは自室に閉じこもって、ふてくされる。アムロフラウ・ボウに対し「グッスリ眠ったことなどないくせに、眠ろうと思っても眠れない」と、不満をぶちまける。

 

ホワイトベース内には、厭戦気分が漂う。カイ・シデンはタムラ料理長に「アムロリュウの料理だけ豪華だ」と食ってかかる。この後、食堂での食事シーンで、アニメとは思えぬ描写が。子どもが余所見をした隙に、その隣で食事をしていた中年男性が、子どもの食器から食べ物をくすねる。それを目撃したアムロ、衝撃のあまり食事を摂らずにその場を立ち去る。

 

自室に戻ったアムロに対し、ブライトは「パトロールに出ろ」と命ずるが、ふてくされるアムロはそれを拒否。「疲れているんだ」と同情したリュウがパトロール役を自ら買って出て、ハヤトとともにコアファイターで発進する。コアファイターって、2機あったんだ。知らなかった。 

リュウたちは、すぐにガルマとシャアが乗るガウ攻撃空母を発見。ガウもコアファイターの存在を認知する。シャアは「敵がパトロールを出すのは初めてだ。焦っているに違いない」と見て取る。それを聞いたガルマ、パトロール艇の追尾を指示する。

 

コアファイターホワイトベースに帰還。カイはガンキャノンに、リュウとハヤトはガンタンクに搭乗するが、疲れ切っているアムロは出撃を拒否する。ブライトはアムロに対し激怒。その状況を知ってか知らずか、ガルマは攻撃隊を繰り出し、自らもドップで出撃する。ガンキャノンガンタンクは出撃、地面に着地する。

しかし、ガンキャノンガンタンクは苦戦を強いられる。ブライトは任務拒否するアムロに活を入れるため平手打ちするが、かえってアムロを逆上させ、激しい口論に。ここでかの有名なセリフ「親父にもぶたれたことないのに!」が登場する。アムロは頑として言うこと聞かないが、ブライトが発した「シャア」というフレーズに反応、そしてフラウ・ボウの言葉で自分が男であることを自覚して奮起する。

 

雑魚(ガンキャノンガンタンクのことね)には目もくれずホワイトベースだけを狙うドップに対し、ガンタンクが一矢を報いる。ハヤトが砲撃し、ドップ1機を撃墜。そこにガンダムが出撃。アムロは「試したいことがある」とセイラに伝える。ガンダムの登場に、ガルマは「しょせん陸戦兵器」と見くびる。

 

アムロは、ガンダムのジャンプ力とロケットノズルを駆使して空中戦を展開。ドップ搭乗員は「モビルスーツが飛んだ!」と大げさにビビる。混乱状態に陥るドップ編隊を、ガンダムは次々と落としていくバズーカやジャンピングキックなど、あらゆる方法でドップを撃墜。その戦いぶりに驚いたのはジオンだけでなく、ブライトらも同様だった。ブライトは、ハヤトらにガンダムの援護を命じる。 

ガンダムはガルマ機の翼を切り落とし、とどめを刺すために深追いしようとしたところを、突如現れた連邦軍のミデア輸送機に制止される。指揮官らしき女性から「ホワイトベースに戻れ」と指示されたアムロ。その女性は補給部隊を率いるマチルダ中尉で、彼女はホワイトベースの補給に訪れたのだった。彼女の登場により、自分たちが孤立無援ではないと知ったアムロらは、一時の安堵を覚える。アムロ、マチルダ中尉に対し漠然とした恋心を覚えた模様。

というところで、第9話が終了。

今回の死者は以下だ。

 

【確定死者数】

ドップ搭乗員1名(ハヤト・コバヤシガンタンクの砲撃)

ドップ搭乗員1名(アムロ・レイガンダムのバズーカ)

ドップ搭乗員1名(アムロ・レイガンダムのバズーカ)

ドップ搭乗員1名(アムロ・レイガンダムのジャンピングキック)

ドップ搭乗員1名(アムロ・レイガンダムのバズーカ)

ドップ搭乗員1名(アムロ・レイガンダムのバズーカ)

ドップ搭乗員1名(アムロ・レイガンダムのバルカン砲)

ドップ搭乗員1名(アムロ・レイガンダムのバズーカ)―――――――――――――――――――――――――――――――――――

【計8名】

 

この物語を成立させるために、今日も多くの人が殺された。

 

第10話はこちら ↓

機動戦士ガンダム第10話「ガルマ散る」で死んだ人数をカウントしてみた(死者メーター11) - 死者メーター

 

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