映画「スター・ウォーズ エピソード6 ジェダイの帰還」における死者数をカウントしてみた(死者メーター24)
人は物語の中でいとも簡単に人を殺し、それを読んだり鑑たりして、喜怒哀楽を激しく発露させる。
古今東西、物語の中ではいったいどれだけの人々が殺されてきたのか。これは、その数をカウントし、死者に哀悼の念を捧げるためのブログである。その名も「死者メーター」。
今回は、人気SF映画『スター・ウォーズ エピソード6 ジェダイの帰還』を取り上げ、その死者数のカウントを試みる。
エピソード4、エピソード5はこちら ↓
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目次
- 【あらすじ】
- 【ストーリーの流れ①(ネタバレ注意)】──ジャバの宮殿
- 【ストーリーの流れ②(ネタバレ注意)】──ジャバ一味の壊滅
- 【ストーリーの流れ③(ネタバレ注意)】──ヨーダの死
- 【ストーリーの流れ④(ネタバレ注意)】──イウォーク族との出会い
- 【ストーリーの流れ⑤(ネタバレ注意)】──父との対決
- 【ストーリーの流れ⑥(ネタバレ注意)】──シールド発生装置の攻防
- 【ストーリーの流れ⑦(ネタバレ注意)】──エンドアの戦い
- 【ストーリーの流れ⑧(ネタバレ注意)】──ダース・ベイダーとの対決
- 【ストーリーの流れ⑨(ネタバレ注意)】──アナキン・スカイウォーカーの帰還
- 【ストーリーの流れ⑩(ネタバレ注意)】──銀河帝国の終焉
- 【確定死者数】
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【あらすじ】
友人ソロを救うため、故郷の惑星タトゥイーンに降り立ったルーク一行は、ギャングのジャバ一味を壊滅させ、 ソロの救出に成功する。一方、帝国軍は惑星エンドアの軌道上に第二デス・スターの建造を進めていた。スパイの活躍により、反乱同盟軍はその情報を入手、総攻撃に踏み切る。ルークも父ダース・ベイダーとの対決を決意する──。
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【ストーリーの流れ①(ネタバレ注意)】──ジャバの宮殿
帝国軍はヤヴィンの戦いで破壊されたデス・スターをはるかに上回る宇宙要塞「第2デス・スター」の建造を急いでいた。工事の遅れに業を煮やしたダース・ベイダーは、直接第2デス・スターを訪れ、指揮官に発破をかける。
冷凍されたハン・ソロをギャングのジャバ・ザ・ハットから救うため、ジェダイの騎士として大きな成長を遂げたルーク・スカイウォーカーは故郷の星タトゥイーンに戻った。そしてC-3PO、R2-D2、レイア・オーガナ、ランド・カルリジアンとともに、ジャバ・ザ・ハットの宮殿への潜入を試みる。
ジャバ・ザ・ハットの宮殿では、宴が催されていた。ダンスを披露していたトワイレックの女性ウーラはジャバ・ザ・ハットの誘いを断ったことでジャバの逆鱗に触れ、怪獣ランコアの餌にされてしまう。宴が盛り上がる中、一人の小柄な賞金稼ぎが、ハン・ソロの右腕であったチューバッカを捕らえて連れてきた、チューバッカは牢に放り込まれる。その様子を、兵士に扮したランド・カルリジアンが見つめていた。
深夜、チューバッカを捕らえた小柄な賞金稼ぎが密かにカーボン冷凍されたハン・ソロのもとを訪れる。賞金稼ぎはカーボン冷凍装置のスイッチを切り、ハン・ソロを冷凍状態から解放する。倒れ込み、意識を取り戻すハン・ソロ。しかし、視力がまだ回復しておらず、自分の身に何が起きているか把握できなかった。
ハン・ソロは、自分を助けた賞金稼ぎに「君は誰だ?」と尋ねる。その賞金稼ぎは、レイア・オーガナだった。キスを交わす2人。急いで逃亡しようとするも、レイアの動きはジャバ・ザ・ハットに筒抜けで、2人は捕らえられてしまう。レイアはジャバの奴隷となり、ソロは投獄される。入れられた牢でソロはチューバッカと再会、ルーク・スカイウォーカーがジェダイの騎士になったことを伝えられる。
【ストーリーの流れ②(ネタバレ注意)】──ジャバ一味の壊滅
翌朝、マントをかぶった一人の男がジャバ・ザ・ハットの宮殿を訪れる。その男は、ルーク・スカイウォーカーだった。ルークはフォースを使ってジャバの部下を操り、自らをジャバ・ザ・ハットのもとへ案内させる。
ルークはジャバ・ザ・ハットとの交渉に臨み、ソロらの解放を要求する。しかし交渉は決裂。ルークの足元にあった仕掛け扉が開き、ルークは、ジャバの部下であるガモーリアン1名とともに下部の部屋に落下。そこは、ジャバのペット・怪獣ランコアの飼育室だった。
ランコアは、まずガモーリアンを捕まえて食す。ルークも危機に陥るが、機転を利かせて反撃、ランコアの撃退に成功する。激怒したジャバ・ザ・ハットは、ルーク一味の処刑を命じる。ジャバは処刑の方法として、タトゥイーン土着の生物であるサルラックの巣に全員を投げ込むことにした。サルラックは、捕らえた獲物を1000年という時間をかけて消化することで知られる大型生物である。
一行はカークーンの砂漠に移送された。ジャバ一味が見守る中、まずルークに刑が執行されることに。大穴に突き落とされようとされる寸前、ルークはジャバに向かって「最後のチャンスを与える。解放するか死ぬかだ」と言い放つが、ジャバは拒否。するとルークはその場を脱出、R2-D2に預けていたライトセーバーを受け取ると、ジャバ一味の壊滅に乗り出す。
ルークはライトセーバーを振るって、ジャバ一味を次々と屠っていく。賞金稼ぎのボバ・フェットはルークに対して善戦するも、ジェットパックの故障によりサルラックの巣に落ちてしまう。本来なら死んでいるはずだが、公式設定では生き残ったことになっているため、死者としてカウントしない。
隙を見て、奴隷となっていたレイアがジャバ・ザ・ハットを鎖で絞殺。女性の力であのような化け物を絞め殺すのは不可能だろうとは誰でも思うことだが、まあ文句は言うまい。
この戦闘により、ルークはジャバの部下12名を殺害し、ジャバ一味の壊滅に成功する。ジャバのセール・バージ「ケターナ」が破壊されるが、乗員数が不明のため、死者としてカウントすることはしない。作中で描写されたのは、前述の12名である。
ジャバ・ザ・ハット一味を壊滅させたルーク一行はタトゥイーンを後にし、ルークは惑星ダゴバへ、ソロやレイア、カルリジアンらは反乱同盟軍の仲間のもとへ向かった。
【ストーリーの流れ③(ネタバレ注意)】──ヨーダの死
完成間近の第2デス・スターを、皇帝ダース・シディアスが訪れる。皇帝はダース・ベイダーに対し、「ルークを連れてこい。奴を暗黒面に引き込むには、2人の協力が必要だ」と命じる。
惑星ダゴバに到着したルークは、マスター・ヨーダの家を訪れる。急激に老化したヨーダの姿に、ルークは驚く。ヨーダは死の床についていたのだ。ヨーダに対し、ルークはあらためて指導を願うが、ヨーダは「技術的なことはすべて学び終えて習得している」と伝える。「では、正式にジェダイの騎士に?」と尋ねるルークに、ヨーダは「ダース・ベイダーとの対決が残されている。その試練を乗り越えたときこそ、ジェダイの騎士に」と答え、さらにルークが「ダース・ベイダーは父ですか?」と尋ねると、しばし沈黙した後、「お前の父だ」と伝える。そして、ヨーダは静かに息を引き取り、肉体が消滅した。
ヨーダの死に、ルークは大きなショックを受ける。そのルークの前に、オビ=ワン・ケノービの霊体が現れる。オビ=ワンは、ダース・ベイダーの正体がアナキン・スカイウォーカーであること、そのアナキンすら知らない事実として、彼にはもう一人の子ども、ルークの双子の兄弟が存在し、それがレイアであることを告げる。すなわち、レイア・オーガナはルークの双子の妹だったのだ。
一方、集結した反乱同盟軍は大規模な反抗作戦を計画。スパイの活躍により、帝国が緑の月エンドアの軌道上に第2デス・スターの建造を進めていること、第2デス・スターの究極兵器「スーパーレーザー」が未完成であること、そして、建造の最終段階視察のためにダース・シディアス自らが第2デス・スターを訪れているといった貴重な情報を入手していた。指導者モン・モスマは、「この情報を手に入れるまでに、多くの犠牲者が出た」と告げる。
この情報に接した反乱同盟軍は、帝国に決定的な打撃を与えるチャンスを見い出し、第2デス・スターへの攻撃を決断する。協議の結果、盗んだ帝国のシャトルに乗り組んだ一部隊が、第2デス・スターを防御するシールド発生装置を破壊するためにエンドアに降り立ち、シールド破壊を機に、第2デス・スターを戦闘機や艦隊で攻撃するという計画が立案された。
ランド・カルリジアンは、第2デス・スター攻撃隊隊長に志願した。地上部隊はハン・ソロが指揮することになり、チューバッカやレイア、そしてルークが同行することになる。ソロはランドに「ぜひミレニアム・ファルコン号を使ってくれ」と頼み、ランドは了承する。帝国軍のシャトルに乗り込んだソロ一行は、エンドア目指して出発する。
【ストーリーの流れ④(ネタバレ注意)】──イウォーク族との出会い
第2デス・スターでは、皇帝がダース・ベイダーに「艦隊をエンドアの反対側に配置せよ」と指令を出すが、ダース・ベイダーはその指示に疑問を感じる。何か考えがあるのか、ダース・ベイダーの疑問を承知のうえで、皇帝は「司令船に戻って、命令を待て」と伝える。
ソロらが乗るシャトルはエンドア近くに到着、第2デス・スターそばに陣取るエグゼキューター級スーパー・スター・デストロイヤーに対して、通過の許可を願い出る。ルークは「あの船にベイダーがいる」と呟き、レイアが不安げな面持ちでルークを見つめる。ダース・ベイダーも何かを感じ取ったのか、船のコマンダーに対し「あのシャトルはどこへ向かっている?」と尋ねる。訝るコマンダーは「停止させますか?」と指示を仰ぐが、ダース・ベイダーは「行かせろ。責任はわしが取る」と返答、ソロらのシャトルは通過が許可され、エンドアに降り立つ。
エンドアの広大な森の中を、徒歩で進んでいくソロ率いる反乱同盟軍。途中、パトロール中のストームトルーパー2名を見つけ、隠密裏に殺害するため、ソロとチューバッカがこっそり接近する。しかし気づかれ、格闘戦となる。一人のストームトルーパーがスピーダー・バイクに飛び乗って逃亡を図るが、チューバッカの放ったレーザーブラスターで殺害される。作戦の失敗を見て取ったルークとレイアがソロのもとへ走り出すと、すぐ近くに別のストームトルーパー2名がいることに気づく。そのストームトルーパーはルークとレイアの姿を見て取ると、スピーダー・バイクを発進させる。ルークとレイアはスピーダー・バイクに2人乗りし、逃げたストームトルーパー2名を追う。ソロは格闘戦の末、ストームトルーパー1名を殺害(したはず)。
追撃戦の末、ルークが一人のストームトルーパーをスピーダー・バイクから投げ落として殺害、もう一人のストームトルーパーを追うが、別働していたストームトルーパー2名がスピーダー・バイクでルークとレイアを追い始める。後方の2名はルーク、前方の1名はレイアが対応することにし、後方のストームトルーパー1名は操縦を誤って木に激突して死亡する。
前方のストームトルーパーを追っていたレイアは、スピーダー・バイクに銃撃を受けて森の中に落下するが、レイアを銃撃したストームトルーパーは木に激突して死亡した。落下の衝撃で、レイアは気を失う。後方のストームトルーパーを追っていたルークもスピーダー・バイクから投げ出されるが、ライトセーバーを一閃させてストームトルーパーを屠った。
ルークはソロの部隊と合流したが、レイアの姿が見えない。ソロは部下に指揮を任せ、ルークらとともにレイアの捜索に出発する。
森の中で意識を失っていたレイアは、エンドア土着の生物イウォークと出会い、行動をともにする。一度、パトロール中のストームトルーパー2名に見つかり捕らえられるが、イウォークの手助けもあって、レイアはストームトルーパー2名の殺害に成功する。仲間と合流するため歩き出したレイアだったが、イウォークがその手を引っ張り、どこかへ案内しようとする。レイアは、イウォークにしたがう。
【ストーリーの流れ⑤(ネタバレ注意)】──父との対決
「司令船で待機せよ」との命令に反し、第二デス・スターの皇帝のもとを訪れたダース・ベイダーは、「エンドアに降り立った反乱軍の一味に、自分の息子がいる。感じた」と伝える。皇帝は、「エンドアに降り、若きスカイウォーカーを待て。そして、ここに連れて来い」と命じる。
レイアを捜索していたルーク一行は、イウォークが仕掛けた罠にかかり、囚われの身となってしまう。ところが、C-3POの姿を見たイウォークたちは、彼を「神」だと思いこむ。
イウォークの村に運び込まれたルーク一行は彼らに調理されそうになるが、ルークの機転により一行は難を逃れる。ソロは、先に到着していたレイアと再会した。そして、ルークたちは部族の一員として認められ、彼らの協力を得ることに成功する。その夜更け、ルークはレイアに対し、「自分たちは双子だ」と伝える。さらに、「ダース・ベイダーが近くにいて、奴もこちらの存在を感じている。自分がここにいると、作戦を危険にさらすことになる。奴と対決し、僕の力で父を皇帝から取り戻す」と言い、一人隊を離れる。
帝国軍に投降し、シールド基地に連行されたルークは、ダース・ベイダーと対面する。ルークは「善の心は今も残っているはず。僕と一緒に逃げよう」と説得を試みるが、ダース・ベイダーは「皇帝に逆らうことはできない。今更、何をしても手遅れだ」と拒否し、ルークをシャトルに乗せ、皇帝が待つ第二デス・スターへ送る。
【ストーリーの流れ⑥(ネタバレ注意)】──シールド発生装置の攻防
ソロ率いる部隊は、シールド発生装置近くに到着、しかし警戒は厳重だった。正面突破を試みようとしたソロに、イウォークが「丘の向こうに秘密の入り口がある」と伝え、部隊を案内する。
一方、アクバー提督率いる反乱同盟軍の第二デス・スター攻撃艦隊が集結。第二デス・スターに向けて、全艦がワープ航法に突入する。
シールド基地の裏口に辿りついたソロたちだったが、入り口は4名のストームトルーパーによって警備されていた。このとき、血の気の多いイウォーク族の戦士が功を焦って単独で前進してしまう。ソロは「作戦がおじゃんだ」と頭を抱えたが、イウォークの戦士はスピーダー・バイクに飛び乗って発進、それを見たストームトルーパー3名がスピーダー・バイクで追跡をはじめ、入り口を守るストームトルーパーは1名のみとなった。それを見たソロは「やるじゃないか」と笑う。裏口前のストームトルーパーを捕らえたソロ部隊は、シールド基地への侵入に成功する。
ダース・ベイダーとともに第二デス・スターに到着したルークは、皇帝ダース・シディアスと対面する。皇帝は「これからは私が主。陛下と呼べ」と促すが、ルークは「自分は父のように転向しない」と拒否する。
皇帝との会話により、皇帝は同盟軍の隠密裏に進められていた総攻撃計画を把握しており、エンドアにソロらがいることを知っていたことが判明。すべては皇帝が仕掛けた罠だったのだ。それを知り、ルークは動揺する。皇帝は「エンドアには精鋭部隊を配置している。シールドは破れず、同盟軍の艦隊は全滅することになるだろう」と冷たく言い放つ。
シールド基地の管制室を乗っ取ったソロたち。このとき同盟軍兵士が帝国軍兵士1名を殴り、その兵士はどこかへ落下してしまう。おそらく死んだものと思われる。しかし、ソロらは待ち構えていた帝国軍の部隊に捕らえられてしまう。このとき、ソロは帝国軍士官と思しき人物に爆弾入りのかばんを投げつけ、士官は後ろに吹っ飛んでどこかへ落下する。この人物も死んだと思われる。
その頃、アクバー提督率いる反乱同盟軍の艦隊がハイパースペースを抜け出し、エンドアに到着。攻撃態勢に入る。ランド・カルリジアンは周辺の空域に妨害電波が張り巡らされていることから、反乱同盟軍の攻撃は帝国軍に察知されており、第二デス・スターを覆うシールドが生きていることを悟る。ランド・カルリジアンは全機に対し「引き返せ」と命じる。それを合図に、慌てて退却を開始する反乱同盟軍の艦隊。ところその先に待ち構えていたのは、帝国軍の大艦隊だった。「罠に嵌った」と、アクバー提督は状況を悲観する。そして、激闘が始まる。
最初の戦闘で、反乱同盟軍はタイファイター5機を撃墜する。第二デス・スター内では、皇帝、ダース・ベイダー、ルークが戦闘の様子を眺めていた。皇帝は「同盟軍が滅びゆく様を目に焼き付け、抵抗の無意味さを悟れ」とルークに告げる。
捕らえられたソロらは、シールド基地の裏口から外へ連れ出される。ソロが目にしたのは、待ち構えていた帝国軍の大部隊だった。仲間の同盟軍兵士たちはすべて拘束されていた。一か所に集められたソロたちを、遠巻きに見ていたC-3PO。帝国軍に向かって「ここですよ!」と叫ぶ。ロボットたちに一斉に駆け寄るストームトルーパー。C-3POとR2-D2が5人のストームトルーパーに囲まれた瞬間、そばに身を潜めていたイウォークたちが、いっせいにストームトルーパーに襲い掛かり、打ち倒す。イウォークの貧弱な身体能力と武器でストームトルーパーが死んだとはとても思えないのだが、どうやら死んだらしいので、5名を死者としてカウントしておく。
イウォークの戦士の角笛を合図に、イウォーク族が一斉に蜂起する。まず(原始的な)弓矢で1名のストームトルーパーを殺害。さらに、レイアが1名の帝国軍兵士を射殺。シールド基地前で、敵味方とイウォークが入り乱れての大乱戦となる。
ソロとレイアはシールド基地内に戻ろうとしたものの、扉が閉められロックされてしまう。この直後、画面が切り替わったときに、裏口前の広場に10名のストームトルーパーが転がっているのが見える。死者としてカウントしておこう。さらにストームトルーパー2名がイウォークにより討ち取られる。帝国軍も反撃し、(おそらく)3体のイウォークを殺害。
シールド基地の裏口前で踏ん張るソロとレイア。ソロがストームトルーパー2名を射殺する。裏口扉のロックを解除するため、レイアはR2-D2を呼び寄せる。
【ストーリーの流れ⑦(ネタバレ注意)】──エンドアの戦い
エンドア上空では、反乱同盟軍の艦隊が死闘を続けていた。すぐに、同盟軍のYウイング、帝国軍のタイファイターが1機ずつ撃墜される。次に、同盟軍ウェッジ・アンティリーズ搭乗のXウィングがタイファイター1機を撃墜、そのXウィングを追う別のタイファイターは宇宙艦に激突して大破する。さらに、病院船近くで、ミレニアム・ファルコン号がタイファイター3機を撃墜する。
戦闘の最中、ランド・カルリジアンはスター・デストロイヤー群が近くに宙域に待機したままで、攻撃を仕掛けてこない様子を見て訝る。実際、スター・デストロイヤー群は「敵の退路を防ぐだけでいい」という皇帝からの命令を受けていた。
第二デス・スター内で、戦闘の趨勢を祈るような思いで見守るルーク。皇帝はニヤリと笑い、「デス・スターの火力の凄まじさを見せてやろう」といい、スーパーレーザーを発射させる。スーパーレーザーはモン・カラマリ・スタークルーザーに命中、船は粉々に砕け散る。このクルーザー、乗員は最低でも5,000名とのことなので、死者5000名をカウントしたい。
スーパーレーザーが完成していることを知ったアクバー提督は、全滅を恐れて退却を命じようとするが、ランド・カルリジアンの「ソロが必ずシールドを破壊してくれます。それまでがんばりましょう」という提案を受けて、考えを改める。
地上の戦闘も、ますます激しさを増していた。砲撃を受け、まずイウォークが1体吹っ飛ばされて死亡する。ストームトルーパーはシールド基地裏口を取り囲み、扉前にいるソロとレイアに集中砲火を浴びせる。このとき、画面の右下で帝国軍の士官が倒れて死んでいるのが見える。ソロらは扉前に釘付けにされるが、イウォークがストームトルーパー4名を原始的な武器で殺害(したはず)。そこへ、R2-D2が到着する。このときソロがストームトルーパー1名を射殺する。
到着したR2-D2は裏口扉のロック解除を試みるが、そこをストームトルーパーに狙撃され吹っ飛んでしまう。すぐさま、ソロがそのストームトルーパー1名を射殺する。R2-D2は回線がショートしまい、ソロは自力でのロック解除に挑む。
森の中では、イウォークたちがいっせいに退却を始めていた。帝国軍はイウォークを追撃し、情け容赦なく砲撃。イウォーク1名が爆発に巻き込まれて犠牲となる。その後、第二デス・スターが再びスーパーレーザーを発射し、直撃を受けたモン・カラマリ・スター・クルーザーが木っ端微塵に。乗組員5000名が死亡する。
ランド・カルリジアンはアクバー提督に対し、スター・デストロイヤー群に接近して戦うことを勧める。アクバー提督は「集中砲火を浴びてしまう」と躊躇うが、ランド・カルリジアンは「スーパーレーザーよりはまし」と伝える。
この後、同盟軍パイロットのグリズ・フリックスがスター・デストロイヤーに攻撃を仕掛け、そのときの爆発に巻き込まれて死亡する。またYウィングに搭乗していたエケラーク・ヨングがタイファイターの砲撃を被弾し、制御不能に陥って、スター・デストロイヤーに激突、大破する。
【ストーリーの流れ⑧(ネタバレ注意)】──ダース・ベイダーとの対決
第二デス・スターで、戦況を見守るルークたち。皇帝は「同盟軍はまもなく壊滅する」と冷酷に言うと、ルークに対し「お前の怒りを感じるぞ」と冷笑を浮かべながら告げる。そして「怒りの剣を振り下ろせ!」と暗黒面へ誘う。ルークは挑発にのってしまい、ライトサーベルを手に取り、皇帝に切りかかる。その攻撃を、ダース・ベイダーが阻止する。
エンドアでは激闘が続いていた。チューバッカは、イウォーク2名とともに、帝国軍陸戦兵器AT-ATの乗っ取りに成功。このとき、2名の帝国軍兵士を殺害している。チューバッカはAT-ATを操り、敵のAT-ATに砲撃を浴びせて1機を大破させ、搭乗員2名が死亡する。
チューバッカはその後も撃ちまくり、帝国軍兵士5名を殺害する。次に、イウォークが弓矢を放って、ストームトルーパー1名を殺害する。他のイウォークたちも活躍する。
スピーダーバイクに投げ縄を絡ませ、木に激突させてストームトルーパー1名を殺害。同じように、スピーダーバイクに乗っているストームトルーパーを罠のロープでひっかけて殺害する。また、木の上から大きな石を投げつけ、ストームトルーパー1名を殺害。さらに、AT-ATを木の丸太2本で挟み撃ちにして、AT-ATを大破させる。また、十数本の丸太を斜面を利用して転がし、AT-ATを転倒させて大破させる。形勢はいっきに逆転した。
シールド基地の裏口では、扉のロックを解除しようと、ソロが奮闘していた。そこへストームトルーパーが銃撃、レイアが肩に被弾し負傷する。倒れ込むレイアを抱えるソロの背後にストームトルーパー2名が現れ、「動くな」と銃を突きつける。ソロは目配せし、レイアにこっそり銃を渡す。隙を見て、レイアがストームトルーパー2名をいっきに射殺する。そこへAT-ATが現れ、ソロは観念して手を挙げて降参の意思を表明するが、乗っていたのはチューバッカだった。AT-ATが手に入ったことを知ったソロは、一計を案じる。
その頃、第二デス・スターではルークとダース・ベイダーが激闘を繰り広げていた。力を増したルークに、ダース・ベイダーは押される。その光景を見て、皇帝は不気味に笑う。ルークはダース・ベイダーに対し、「あなたとは戦いたくない。あなたの心の中では今、善と悪が戦いを始めている」と告げ、ダース・ベイダーは動揺する。それを隠すかのように、ダース・ベイダーは再びルークに激しく斬りかかった。
【ストーリーの流れ⑨(ネタバレ注意)】──アナキン・スカイウォーカーの帰還
第二デス・スター周辺の宙域では、激しい戦闘が繰り広げられていた。被弾したタイファイター1機がスター・デストロイヤー激突して大破する。さらに、1機のタイファイターが何者かによって撃墜される。次に、「レッド2」と呼ばれる同盟軍パイロットがタイファイターを1機撃墜。また、原因は不明だが、タイファイター1機がスター・デストロイヤーに激突して大破する。形勢不利を感じていたランド・カルリジアンは祈るかのように「頼むぞソロ。俺たちを犬死させないでくれ」と呟く。
そのソロは、AT-ATに帝国軍の制服とヘルメットを着用して乗り込み、シールド基地の司令官に「反乱軍は尻尾を巻いて逃げ出した。追撃の増援を頼む」と通信。相手が反乱同盟軍の指揮官の一人だとは露ほども思っていない司令官は、増援を繰り出すために裏口のロックを解除し、3個分隊を送り込む。彼らの目の前に待ち構えていたのは、同盟軍とイウォーク族、そしてAT-ATだった。ソロは、シールド基地の占拠に成功する。
第二デス・スターでは、ルークとダース・ベイダーの激闘が続いていた。「お前が暗黒面に来ないなら、代わりに妹(レイア)を招く」というダース・ベイダーの言葉に激怒したルークは、激しく斬りかかり、ダース・ベイダーの右腕を切り落とす。
皇帝ダース・シディアスは笑みを浮かべ、ルークをダークサイドに誘惑する。しかしルークは「お前には仕えない。僕はジェダイだ。かつて父がそうだったように」ときっぱり断り、ライトセーバーを投げ捨てる。ルークを転向させる試みが失敗したことを悟った皇帝は、フォース・ライトニングを浴びせてルークを殺そうとする。
エンドアでは、ソロらが仕掛けた爆弾によりシールド基地が爆発。第二デス・スターを防護していたシールドが消失する。それに気づいた反乱同盟軍艦隊は、ミレニアム・ファルコン号を先頭に、第二デス・スター目がけて突っ込んでいく。
皇帝ダース・シディアスの強力なフォース・ライトニングを浴びて苦しむルークは、父に助けを求める。皇帝の誘いを毅然と断ったルークの姿に心を動かされ、さらにダース・シディアスの攻撃で苦しむルークを見かねたダース・ベイダーは善の心を取り戻し、かつてのジェダイの騎士「アナキン・スカイウォーカー」へと帰還する。そして、捨て身の行動でダース・シディアスを滅ぼし、ルークを守った。代償として、アナキン・スカイウォーカーは致命傷を受ける。
ランド・カルリジアン率いる同盟軍の戦闘機は第二デス・スターへの侵入に成功する。中心部のメイン・リアクターを目指して速度を上げる同盟軍。その途中で、追撃してきたタイファイター1機が操縦を誤って散る。次に、同盟軍パイロットのケア・サンテージ操るXウィングがタイファイターによって撃墜される。
アクバー提督は、ランド・カルリジアンら突撃隊を援護するため、宙域のエグゼキューター級スーパー・スター・デストロイヤーに集中攻撃を浴びせる。その命令を出している背景で、スター・デストロイヤーが一機撃沈されているのが見える。スター・デストロイヤーの乗組員はおよそ50,000名らしいので、50,000名を犠牲者としてカウントしておく。
反乱同盟軍は、エグゼキューター級スーパー・スター・デストロイヤーのブリッジのシールド発生装置を破壊することに成功。その代償として、Xウィング1機が撃墜される。ともに行動していたアーヴェル・クライニッドが操縦するAウィングも被弾し、致命傷を負う。自分が助からないことを悟ったアーヴェル・クライニッドは、エグゼキューター級スーパー・スター・デストロイヤーのブリッジに特攻し、戦死する。
制御不能に陥ったエグゼキューター級スーパー・スター・デストロイヤーは重力の影響で落下し始め、第二デス・スターに激突して木っ端微塵に吹き飛ぶ。エグゼキューター級スーパー・スター・デストロイヤーの乗員は約25万名らしいから、その人数を犠牲者としてカウントしておく。
皇帝を失った第二デス・スターは混乱に陥っていた。その中を、ルークは父アナキンを抱えて脱出しようとしていた。自分が助からないことを知っていたアナキンは、ルークに「マスクを取ってくれ。自分自身の目でお前を見ておきたい」と懇願、ルークは躊躇うも、その言葉に従って、ダース・ベイダーのマスクを取り外す。素顔を晒したアナキンは「さあ行け、息子よ。娘に伝えてくれ、愛していたと」と臨終の言葉を残し、息絶える。
【ストーリーの流れ⑩(ネタバレ注意)】──銀河帝国の終焉
ランド・カルリジアン率いる突撃部隊は、第二デス・スターのメイン・リアクターに到達。ウェッジ・アンティリーズのXウィング、ランド・カルリジアンのミレニアム・ファルコン号が続けざまに砲撃を浴びせ、メイン・リアクターは大爆発を起こす。即座に脱出を図るランド・カルリジアンたち。メイン・リアクターの破壊に成功したことを知ったアクバー提督は、全艦艇に撤退命令を出す。その最中、ルークは帝国軍のシャトルを奪って、第二デス・スターから脱出する。
最初に、ウェッジ・アンティリーズのXウィングが第二デス・スターから脱出。ミレニアム・ファルコン号の後ろについていたタイファイター1機が爆発の炎に巻き込まれて大破する。ミレニアム・ファルコン号は間一髪のところで第二デス・スターから脱出することに成功、その直後、第二デス・スターは大爆発を起こし、塵と消える。調べたところ、第二デス・スターの従業員は200万名らしいので、その人数をカウントしておく。
第二デス・スターの大爆発は、エンドアからも観測された。空に浮かび上がるその光景を見て、イウォークたちは歓喜の叫びを挙げる。そしてレイアは、ソロに対しルークが実の兄であることを告げた。エンドアに到着したルークは、父アナキン・スカイウォーカーの遺体を火葬、銀河帝国の終焉を受け、銀河全域で宴が催される。エンドアのイウォークの村でも盛大な宴が催され、反乱同盟軍の戦士たちは勝利の美酒に酔いしれる。
控えめに喜ぶルークの姿を、ヨーダとオビ=ワン・ケノービ、そして若き日のアナキン・スカイウォーカーの霊体が、笑みを浮かべて見つめていた。
ムービー・マスターピース スター・ウォーズエピソード4/新たなる希望 オビ=ワン・ケノービ 1/6スケール プラスチック製 塗装済み可動フィギュア
- 発売日: 2015/10/30
- メディア: おもちゃ&ホビー
S.H.フィギュアーツ スター・ウォーズ(STAR WARS) アナキン・スカイウォーカー(Revenge of the Sith) 約150mm ABS&PVC製 塗装済み可動フィギュア
- 発売日: 2018/09/29
- メディア: おもちゃ&ホビー
そして、エンドクレジット。
死者数をまとめると以下になる。
見方は、死者・・・殺人者/死因 である。
【確定死者数】
トワイレックの女性ウーラ──ジャバ・ザ・ハット/ランコアに捕食される
ガモーリアン1名──ジャバ・ザ・ハット/ランコアに捕食される
ジャバ・ザ・ハットの部下12名──ルーク・スカイウォーカー/主にライトセーバー
ジャバ・ザ・ハット──レイア・オーガナ/絞殺
マスター・ヨーダ──なし/老衰
ストームトルーパー1名──チューバッカ/レーザーブラスター
ストームトルーパー1名──ハン・ソロ/格闘の末
ストームトルーパー1名──ルーク・スカイウォーカー/スピーダー・バイクから投げ落とし
ストームトルーパー1名──自爆/スピーダー・バイクで木に激突
ストームトルーパー1名──自爆/スピーダー・バイクで木に激突
ストームトルーパー1名──ルーク・スカイウォーカー/ライトセーバー
ストームトルーパー2名──レイア・オーガナ/レーザーブラスターなど
シールド基地の帝国軍兵士1名──同盟軍兵士/右フックで吹っ飛び落下
シールド基地の帝国軍士官1名──ハン・ソロ/爆弾入りの鞄を投げつけられ、どこかへ落下
タイファイター搭乗員5名──反乱同盟軍パイロットたち/砲撃
ストームトルーパー5名──イウォークたち/原始的な攻撃
ストームトルーパー1名──イウォーク/弓矢
帝国軍兵士1名──レイア・オーガナ/レーザーブラスター
ストームトルーパー10名──不明/不明
ストームトルーパー2名──イウォーク/石斧みたいな原始的な武器
イウォーク3体──帝国軍/いろいろ
ストームトルーパー2名──ハン・ソロ/レーザーブラスター
Aウィング搭乗員1名──タイファイター/砲撃
タイファイター搭乗員1名──同盟軍Yウィング/砲撃
タイファイター搭乗員1名──ウェッジ・アンティリーズ/砲撃
タイファイター搭乗員1名──自爆
タイファイター搭乗員3名──ランド・カルリジアン/ミレニアム・ファルコン号の砲撃
モン・カラマリ・スター・クルーザー乗組員5000名──ダース・シディアス/スーパーレーザー
帝国軍士官1名──不明/不明
ストームトルーパー4名──イウォーク/石斧など原始的な武器
ストームトルーパー1名──ハン・ソロ/レーザーブラスター
ストームトルーパー1名──ハン・ソロ/レーザーブラスター
イウォーク1体──不明/爆発に巻き込まれる
モン・カラマリ・スター・クルーザー乗組員5000名──不明/スーパーレーザー
同盟軍パイロットのグリズ・フリックス──なし/爆発に巻き込まれる
同盟軍パイロットのエケラーク・ヨング──タイファイター/被弾し、スター・デストロイヤーに激突
AT-AT搭乗員2名──チューバッカとイウォーク/投げ落としなど
AT-AT搭乗員2名──チューバッカ/砲撃
ストームトルーパー5名──チューバッカ/AT-ATの砲撃
ストームトルーパー1名──イウォーク/弓矢
ストームトルーパー1名──イウォーク/投げ縄
ストームトルーパー1名──イウォーク/ロープの罠
ストームトルーパー1名──イウォーク/石
AT-AT搭乗員2名──イウォーク/丸太で挟み撃ち
AT-AT搭乗員2名──イウォーク/丸太で転倒後、爆発
ストームトルーパー2名──レイア・オーガナ/レーザーブラスター
タイファイター搭乗員1名──不明/スター・デストロイヤーに激突
タイファイター搭乗員1名──不明/不明
タイファイター搭乗員1名──レッド2/銃撃
タイファイター搭乗員1名──不明/スター・デストロイヤーに激突
ダース・シディアス──アナキン・スカイウォーカー/投げ落とし
タイファイター搭乗員1名──操縦ミス/激突して大破
同盟軍パイロットのケア・サンテージ──タイファイター/銃撃
スター・デストロイヤー乗組員50,000名──不明/不明
Xウィング搭乗員1名──不明/不明
同盟軍パイロットのアーヴェル・クライニッド──被弾し操縦不能に/エグゼキューター級スーパー・スター・デストロイヤーのブリッジに特攻
エグゼキューター級スーパー・スター・デストロイヤー乗員25万名──アーヴェル・クライニッド/特攻を受けブリッジが大破、第二デス・スターに墜落して木っ端微塵に
アナキン・スカイウォーカー──ダース・シディアス/フォース・ライトニング
タイファイター搭乗員1名──なし/第二デス・スター内で爆発に巻き込まれる
第二デス・スター従業員200万人──ウェッジ・アンティリーズとランド・カルリジアン/Xウィングおよびミレニアム・ファルコン号の攻撃による連鎖反応
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【計231万102名】
この物語を成立させるために、今日も多くの人が殺された。
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